自己責任論は弱者の足の引っぱりあい

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大学のころ、授業中に教授が児童福祉だかの寄付を行うために募金箱を回した。
「強制ではない」という言葉通り、札を入れる人や1円を入れる人、もちろん何も入れない人もいた。

ところが、90分の授業が終わっても箱は戻ってこなかった。まさか誰かが盗んだのでは…?

そうではなかった。一番後ろでケラケラ笑いながらしゃべっていた奴らの机の上に置きっぱなしになっていたのだ。
そいつらはそのときまで、まるで自分には関係ないという顔でそのまま放置していたのだろう。

授業が終わって教室を出るときにそのことに気づいた僕は、殺意にも似た激しい怒りと、ひどい絶望感に襲われた。
寄付なんて自由だ。しかし、ただ「募金箱を隣の人に渡す」という、善意ともいえないことすらしない人間がこんなにも身近に、少なくとも同じ教室で勉強をする中にいたことは大きなショックだった。

今の「派遣叩き」を見ていると、あの時と同じ感覚になるときがある。
大企業を優遇する政策を、もちろん一国の景況をよくするためとはいえ政府が執り行い、それによって人間の尊厳(と言っては大げさかもしれないけど)のような、もっと大事な何かが失われかけているのに、やれタバコを吸うな、努力が足りない、俺たちも薄給でがんばっているんだと、弱者が弱者を責め立てているのだ。

確かにワーキングプアに代表されるように、努力しているのに、身を粉にして働いているのに賃金が上がらない、苦しい生活を強いられている人は多い。

しかしその怒りの矛先がより弱い人たちに向かっていくのは、まさにお上に操られている証拠じゃないか。まるで農民の下に「エタ・ヒニン」を作ることで民衆の怒りを抑えた、江戸時代の政策みたいに。
我々の敵はそこではないはず。むしろ我々は仲間のはずなんだ。

いつの時代だって、政府が最も恐れるのは国民だ。国民が怒り狂ったら手のつけようがない。
だからこそ武器を奪い、金を奪い、物を奪って力をなくし、感情をコントロールすることに努めていた。僕らは政府やマスコミに踊らされているばっかりじゃダメなはずだ。

阪神大震災から今日でもう14年。あの時僕らは協力しあわなかったか。
瓦礫の下のわが子をかばい、素人が命を懸けて隣人の救出活動をおこない、尽きることなく燃えさかる炎に立ち向かい、何の対価もないのに毎週末にボランティアに繰り出したじゃないか。

そんな人は一部だった。でも、心を痛めたじゃないか。辛い気持ちを共有した仲間じゃないのか。

神戸の人たちに「そんなところに住んでいるのが悪い」と言うのか?そんなどうしようもなくギスギスした社会なのか。

天災と今の経済危機を一緒にするのはおかしい。
でも、今は本当に国家がどうなるかという瀬戸際にある。このままでは絶対にまずい。僕らは「敵」を見誤っちゃいけないんだ。

キレイゴトかもしれない。

でも少なくとも僕は、あの時ケラケラ笑っていたあんな奴らにだけはなりたくない。

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In the days of a university, Mr. professor turned a collecting box so that a performed the contribution that was child welfare during a class.
According to the not to “be compulsion”, there were the person who put a bills and the person who put \1, the person whom of course could nothing.

However, the box did not return even if a class was over. Indeed somebody stole it…?

It was not so. It was left behind on a desk, where some guys who talked while laughing each other.
Those fellows would just leave you unattended with a face to totally have nothing to do with oneself until the time.

I who noticed it when a class was over and left the classroom was attacked by the intense anger that resembled the urge to kill and a feeling of terrible despair.
Contribution is free. However, it was a big shock to have been in the inside that the person who did not do even that it cannot be said with the good will to “hand a collecting box to the next person” was only like this, and studied in the close same classroom.

There is time to be in that time and the same sense when I watch the present “part-time-workers beating”.
Though a policy to receive a big business warmly be said of course to make business conditions of one country better, and the government holds it, and anything which is more important which seems to be human dignity thereby (though I may be exaggerated when I say) is about to be lost, the weak tortures the weak.

There are surely many people forced to the painful life that a wage does not stop to make an effort so that it is represented by though I work with one’s blood and guts.

However, is it the evidence that is right handled in the government that leave for the people who are poorer at the object of attack of the anger? Like the policy of the Edo era when the edo-gorvement controlled the anger of the people by making “human class system”.
Our enemy cannot be there. Rather we should be friends.

It is the nation that the government is afraid most even in what time of times. If the nation gets furiously angry; of the hand cannot arrive.
Therefore they took a weapon and money and quality and got rid of power and tried for controlling feelings. We must wide open with eyes for the government and the mass communication.

It is another 14 years from Great Hanshin Earthquake by today. Did not we cooperate at that time?
Someone protected his child under the debris, and an amateurs performed the rescue operation of the neighbor at the risk of life and firemans confronted the flame which blazed without being simply it, and what value flocked for a volunteer in every what there was not on the weekend.

Such person was a part. But we feel anxious, didn’t we?

Do you say to people of Kobe that it “is bad to live in such a place”? Is it such a helplessly unsociable society?

It is strange to do a natural disaster and the present economic crisis together.
But the last moment how turns out really has a nation now. In this situation is absolutely bad. We must not take a wrong enemy.

I do not want to become “the laughing guys” at that time.

ヤフーがカスタマーサポートを外に出すらしい

こんなページを見つけた。
どうやらヤフーはカスタマーサポートを外に出すようだ。

とはいえ、専門の外注業者に任せるというのではなく、スタッフを1から採用するらしい。

ようやく重い腰を上げ、人員を増強して顧客対応を強化するのだろうと思っていたけど、このIRを見るとまた分からなくなる。

Yahoo! JAPANではこれまで、社内のCS(カスタマーサポート)本部にて、Yahoo! JAPANが提供するすべてのサービスを快適にご利用いただけるよう、お客様からの問い合わせ対応などのサポートを行ってきました。専門の子会社を設立することにより、継続的に高品質なサポートを提供し、更なるお客様の満足度向上を目指すとともに、地方における人材採用を推進してまいります。

これを読む限りだと、どうやら業務そのものを新しく作った子会社(=地方)に移管させるようだ。
もちろん、地方の雇用創生は企業として高く評価されるべきことだ。特に今、地方の不況ぶりは非常にまずい。

自治体もヤフーを誘致するために2億円以上の補助金を出したそうだし、ぜひWin-Winの関係になってもらいたいものだ。

ただ、六本木ヒルズ(ミッドタウン?)においておくと高くつくから、より労働力の安い地方に移管したのではないか、なんてうがった見方をしてしまうのは僕だけだろうか。

一般のお客様を相手にするweb企業にとって、カスタマーサポートはとても大事だ。ある意味、もっとも大事だと言っていいと思う。
今までのスタッフがどうなるのかは分からないが、ノウハウや業務の蓄積が非常に重要な、プロフェッショナルな仕事のはずだ。

今回のこの高知と大分のオフィスが、本当にカスタマーサポートを強化するためなのか(たとえば、ヤフーが今までやっていなかった「電話対応」を行うためとか)、それとも安易に人件費を抑えるための経費削減なのか。

日本を代表するポータルサイトとして、後者でないことを祈りたい。

それにしても、時給740円というのはどの程度のものなんだろうか…
(確かに高知や大分のものよりは上だけど)東京の最低賃金より低いものな…

韓国のオンラインコミュニティの歴史 その2

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前回の続き

■国策としてのインターネット

韓国のオンラインが(ある意味)ここまで先進的だったのは、いくつかの要因がある。

1:テレビインフラの未発達

1997年のアジア通貨危機により、韓国は国家の存亡も危ぶまれるほどであった。
そのあおりを食う形で、なんと韓国のテレビ番組は2006年まで昼間~夕方の放送が中止されていたのだ
必然的に、人々は余暇の時間を「テレビ以外=ネット」に費やすこととなった。

2:国を挙げての取り組み

窮地に陥った韓国は、当時の大統領金大中氏のトップダウンにより自分たちの「強み」を推し進める政策をとった。
「オンラインゲーム」および「アニメ産業」を国策とし、集中的に資本を投下。ブロードバンドのインフラにも力を注いだのである。
僕の知り合いの技術者はその優れた能力ゆえに、著名な俳優やスポーツ選手でも例外ではないという徴兵を免れた。

このような政策を口で言うのは簡単だが、実際に行うのは容易ではない。事実、日本はいまだにできていない。
そして事実、彼らはこの未曾有の危機から立ち直った。

■日本との違い ~競争意識を煽る~

多くの韓国人にとってwebが生活の中心となった結果、彼らは競って自分の外見をよく見せようとさまざまなアイテムを買いまくった。徐々に、webを男女の出会いの場として使うことへの抵抗感もなくなっていった。

そしてそこには、多分に国民性も関係していると思われる。
彼らはほかの人と同じ」であることをあまり好まない。自分のページを好きなようにカスタマイズしたいし、オリジナリティを見出したい。個性をアピールして他人との差別化を図りたがった。

そして、これが日本との大きな違いだ。
mixiにはこの「競争意識」が皆無である。皆が同じスキン、UIで自由度はまったくない。ランキングに値するものもなし。
そうすることによって、員が同じである「所属感」や「安心感」を生み出した。

ただ、mixiはおそらく意図的にこの戦略をとったはずだ。
このような日本人の特性を非常に巧妙に見抜き、意図してこのような世界観をつくりあげたのだと思う。

韓国のコミュニティも、MySpaceのようにフルでHTMLをカスタマイズするほどではない。ちょうどアメリカと日本の中間くらいだろうか。
そういう意味では彼らも自国民の性質を十分に理解し、戦略的に展開したのかもしれない。

■ネット依存症の問題

このように「web上に自己をさらけ出す」ことが当たり前となった彼らは、それに対する反応もダイレクトで受け止めなくてはいけなくなった。

韓国の多くのサイトでは、日本でいう住民基本台帳にあたる住民登録番号の入力を迫られる。そこに匿名性は存在しない。
陰湿なイジメの一種に、あらぬウワサを立てるというものがある。
あの子とあの子は付き合っている… あの子は実は… あの子の家族は… あの子は過去に…

学生時代、そんな経験をしたことがある人もいるのではないかと思うが、韓国ではこれがネット上で展開された。
ウワサの煙は、自分の知らないところであっという間に国中に広まった。クラスの中での噂話も気になるのに、国中となったらどんな思いだろうか(これは日本でも「学校裏サイト」などがある。だからそれは、非常に大きな問題だと認識している)。

ただでさえネットへの依存性が高まった人々にとって、時に痛烈な心の重荷となったことだろう。
韓国の多くの著名人がネットでの中傷を苦に自ら命を絶ってしまったのは有名だが、その影には名も知らぬ多くの人々もいた。
このような「負の面」も、彼らの実例から学ぶ必要があるのではないだろうか。

■アイテム課金という選択

日本では現在も主流である「継続課金」は息を潜め、完全に「アイテム課金」へと移行している。
基本利用料は無料。ただし、追加アイテムは有料。それらひとつひとつは非常に安価だが、つもっていくとでかい。

もともと「パレートの法則(≒8:2の法則)」にもあるように、2割の人が全体の8割のPVや売り上げを稼ぎ出す。これはおそらく、web上のほとんどのサイトであてはまることだろう。

利用者を増やし、全体からまんべんなく月々の料金を搾り取るビジネスモデルより、

「とるところから徹底的にとる」

という戦略を選択した。これは、ネットの発達により決済が簡単になったことを逆手に取った、非常に巧妙な作戦だ。

ボタン一つですぐにほしいアイテムが手に入り、それを即座に使うことができる。これはある意味、今までになかった形だ。
一度仕組みさえ作ってしまえば、実体物は何も移動せずにただ金だけが入ってくるのだ。
アイテム課金も、インターネットが生み出した流通革命のひとつだったのかもしれない。

これは、現在広告モデルから抜け出せずに喘いでいる日本のweb業界への示唆にも富んでいるのではないだろうか。

最近では、自身が作成した日記や文面、音楽、アバターなどのコンテンツをサイト上で販売することも当然のようにできる。

何かを生み出し、販売し、それを誰かが購入するという、iPhoneやFacebookなどでも目指そうとしているこの済循環が、非常にミニマムな、一般の人でも行えるような形ですでに実現できているのだ。これは非常に大きな成果だと思う。

全体を通して、韓国は日本の3歩斜め上をいっているような気がする。追随しないだろうが、それでも先は先。そんな感じ。
しかし彼らが随所に取り込んでいるビジネスシステムは、見習うべきところも非常に多いのではないかと思っている。

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The last continuance

■ The national policy

The factor that how old it is to have been advanced has Korean online to here.
1:Crisis of broadcasting system
In Korea, has anxious about by an Asian currency crisis of undeveloped 1997 of the TV infrastructure, too.
Because of it, as for the Korean TV program, broadcast in the daytime and evening was canceled until 2006. When it is it, the people will spend time in spare time on “besides the television, an internet” necessarily.

2:National Policy
Korea which fell into an action predicament fully supported by the country asked it a policy to promote “a strength” of oneself by top-down of then President Mr. Kim Dae-jung.
They assumed “an online game” and “animated cartoon industry” a national policy and drop capital intensively. And they concentrated power on the infrastructure of the broadband too.
The engineer of my friend avoided the draft not to be an exception by the well-known actor and athlete because of the superior ability.

It is easy to say such a policy, but it is not easy to really perform it. In fact, It does not yet have Japan.
And, in fact, they recovered themselves from this unprecedented crisis.

■Difference with Japan

They bought various items so that they want to showed one’s appearance and rolled it up as a result that web played a key role of the life for many Koreans. They became it without a feeling of resistance to using web slowly as a place of the encounters of the men and women.

And it seems that the national traits are related to there a lot.
They don’t liked as the same as other people, They want to customize it to like one’s page and want to appeal an originality there. The want to appealed to other people for their personality and wanted to plan differentiation with another person too.

And this is a big difference with Japan.
There is no this “sense of rivalry” in mixi. The degree of freedom does not have all in same skin, UI at all. There is no thing like ranking-system. All the members brought about the same “position feeling” and “security” by doing so it.

But perhaps mixi should have taken this strategy intentionally.
They see through such a Japanese characteristic very skillfully and they intend and think it to have made such a view of the world.

The Korean community does not customize HTML like MySpace fully, too. It might be just a middle U.S.A. and the Japanese.
They understood the nature of the own nation enough, too and may have unfolded strategically in this sense.

■ The problem of the dependency

It is natural that “reveal self on web” for them, they need to catch the reaction in web-world direclyt.
In the site of Korean most, it is need for the input of the resident registration number equal to “Basic Resident Register” saying in Japan. There is not the anonymity.

In a kind of damp and shady bullying, there is a thing to raise a wrong rumor.
she seems to go out with him… she is, in fact… a family of her… she has such a past…

In the days of a student, not a several people might have such an experience , but this was developed on a net in Korea.
As for the such a kind of the rumor spread out in no time all over the country when she was not going to know it.
Will you feel what kind of to be worried about the rumor in the class if you become it among countries?
For the people whom dependence to the net was sublimed into normally, it will be to have sometimes become the heavy load of a severe heart.
Is famous, but it does not know the name to the shadow that Korean many celebrities have cut off life in pain by the slander in the net by oneself either.

Will not such a “negative aspect” have to learn from their example?

■ Choice of the item charge

“The continuation charging” that is the mainstream falling down and completely shifts to “item charging”.
The basic charges are free. But the additional item is charged. One of them is very cheap, but is huge when piled up.

As for the “Pareto’s law”, a person of 20% earns PV and sales of total 80%. Perhaps this will be to apply to it in most sites in web.
Than business model that increase users, and to squeeze a rate of monthly basis,

“take it thoroughly from the person to take”

They chose such a strategy. This is the very skillful one that took that the settlement became simple by the development of the net underhand.
A favorite item is available in one-button immediately and can use it by the time. This is a certain meaning, unprecedented form.
The item charging may have been one of the distribution revolution that the Internet produced.

Will not it be rich for a suggestion to the panting Japanese web industry without can get away because this is over the advertisement model now either?

It is possible to sell a diary or such as the contents, music, the avatar that own made on a site for granted recently.
They made already this economy circulation that even iPhone or Facebook, and to purchase it who it is are going to aim at in the form that even the general person who is a minimum very can perform. I think that this is very big result.

Through the whole, I feel like going Korea over several steps of Japanese just like a interesting direction. Even if do not follow it; a point is still a point.
However, the place that you should follow thinks the business system which they take in everywhere to have possibilities to be a great deal of it.

韓国のオンラインコミュニティの歴史 その1

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友人に韓国人が何人かいるのだが、彼らの母国のネット(特にゲームやコミュニティ)事情は大変興味深い。
日本では叩かれることも多いが、ある意味日本より進んでいることも事実で、学ぶべきものも結構多いと思う。この機会にエントリにしてみよう。

■SayClub cyworldから始まったアバターコミュニティ

SayClubは1997年、cyworldは1999年から始まった、共に韓国国民の半数(約2,200万人)が登録しているといわれるコミュニティサイト。
Friendsterが2002年、MySpaceが2003年、そしてmixiが2004年だから、その早さが分かる。

「アバター」を中心にコミュニティを形成、2002年に日本でサービスを開始する「カフェスタ」のモデルともなった。
日本のYahoo!アバターも韓国に技術協力を依頼したりしたそうだし、エキサイトのアバターの仕組みを監修したのも韓国の企業だ。

面白いのは、アバターを使わない日本人と同じように、当時の韓国でも

「アバターなんて、こんなもの誰が使うんだ」

という意見が大半だったそう。しかし、ふたを開けてみると大成功。
売り上げは急速に伸び、2002年には月間約12億ウォン(約1億2千万円)まで至る。
この「アイテムに課金する」という発想は、今後の韓国コミュニティサイトの流れを決定付けるものとなった。

ちなみにこの「アバター文化」を日本で唯一大きく成功させたのが、Hangameだろう(まぁ元々韓国だが)。Yahoo!アバターや、近年ではGREEが同じくアバターで売り上げを伸ばしているが、Hangameと比べると霞む。
Hangameの2007年度の売り上げが約90億円で、かなりの部分がアバターだといわれる。

SayClub、cyworldは共に日本版もリリースされたが、前者は去年の11月にサービスの提供を打ち切った。

■「ミニホムピィ」の時代へ

「ミニホムピィ」は韓国のコミュニティサイトを語る上で欠かせないキーワードである。
例を見てもらうと分かりやすいと思うが、アルバムのようにデザインされたページは、日記、写真、掲示板、あしあとなどの機能を有する。日本人と違い開放的な彼らは、プライベートな写真でも何でもここに載せた。

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中でも特徴的なのは「自分の部屋」だ。これはweb上の分身であるアバターが住む部屋であり、友だちを招くことも可能。家具や調度品など、部屋の飾りつけもアバターと同じようにカスタマイズできる。

何のことはない、アバターで飽和状態になったアイテム数を飛躍的に伸ばすために「部屋」を作ったのだ。

しかしこれがまた大当たり。今でも韓国コミュニティサイトの中心的位置を占めている。

■オンラインゲーム

韓国オンライン事情を語る際に外すことができないのが「オンラインゲーム」だ。
前述のHangame、NAVER、Neowiz、Nexonなど数々のゲームポータルが生まれ、同時にそれまでアメリカの独壇場だったMMORPGも次々に開発。ラグナロクオンライン、リネージュ、MapleStoryなどは日本でも成功した。

韓国人のオンラインゲーム好きは相当なもので、どんなに逆立ちしても日本市場がこの熱に追いつくことはないと思う。

そして、良くも悪くも韓国人は「マネがうまい」。
他のゲームのよいところを取り入れる、要するにパクリの技術(?)だ。

例えば「ボンバーマン」を明らかにパクった「BnB(ビーアンドビー)」という作品がある。
当然、日本のハドソンは著作権侵害として運営元のNexonを提訴したものの、あえなく敗訴。

しかも、結局尻つぼみに終わってしまった日本のボンバーマン・オンライン版に比べて、そのBnBの方が韓国ではるかに高い収益を上げ続けていた。
どちらにオンラインゲームのノウハウがあるのかは一目瞭然だった。
遂には、両社はライセンス契約で合意するに至ったのだ。

すごいのは、ボンバーマンは爆弾を使うのに対し、BnBは「水風船」を使う。
これは敵チームを閉じ込めたりでき、仲間はそれを助けたりする。オンライン用にゲーム性をプラスし、より「面白い」ゲームとなっているのだった。
当然、数々のアイテムは現金で販売されている。これが韓国オンラインビジネスの巧みなところだろう。

思ったより長くなってしまったので、次回に続きます。。
次回は、
「アイテム課金の現状」
「韓国人のネットへの依存性」
「日本との比較」
などについて書きたい。

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I have few Korean friends and I heard about web (in particular a game and web-community) circumstances sometime.
Some Japnese are ctiticise Korean-online, but thinks that there are quite many things which should learn that I advance from a certain meaning Japan in a fact. I will make an entry about that.

‘SayClub’ and ‘cyworld’

The community site where it is said to when the half of the nation registers (about 22,000,000) it at Korea where cyworld began in 1999 and SayClub began in 1997 as for avatar community.

Friendster began in 2002, and MySpace began in 2003, Mixi – is the biggest SNS in Japan- began in 2004. You are easy to understand how early them.

They formed community mainly on “avatar” and became the model of “Cafesta” -is one of the polular community service in Japan-
Yahoo! Japan Avatars seems to have asked Korea for technical cooperation, and it is a Korean company to have supervised the structure of the avatar of the “Excite Avatar”.

It was then Korea in the same way as the Japanese “who did use the avatar?”. However, they got a big success.
And became it that this idea “charged to a sale item” determined the flow of the Korea-community of the future.

The sales reach it till they make a profit of monthly about 1,200,000,000 won (about 120,000,000 yen) rapidly in growth, 2002.
By the way, it will be Hangame that let this “avatar culture” succeed greatly alone in Japan; (but originally this is Korea, too).
About 9,000,000,000 yen sales of 2007 of Hangame (But GREE -is Japanese famous SNS- extends sales with an avatar in the same way now).

As for SayClub, cyworld, the Japanese version was released together, too, but the former broke off an offer of the service in November of the last year.

To the times of “MiniHomepy”

“MiniHomepy” is the keyword which is indispensable when I tell Korean community site. That words means “one’s pafe”.
I think that it is easy to understand that I have you read an example, but the page formed like an album has the functions such as a diary, a photograph, a bulletin board, the footprint. It was a private photograph at all, they have been upload their photos with here.
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It is “one’s room” to be above all characteristic. This is the room where the avatar which is the other self in web lives in and can invite a friend. You can customize the decoration of the room such as furniture or other things in the same way as an avatar, too.

Nothing to say, this is new business for them.

However, this is big sale again. It still occupy the centrality of the Korea community.

An online game

It is “an online game” that I cannot take it off when I tell Korea online circumstances.
Many game-portal-site such as above-mentioned Hangame, NAVER, Neowiz, Nexon is born and develop the original MMORPG in sequence at the same time. Ragnarock online, Lineage, MapleStory succeeded in Japan.

I think that a Japanese market does not need to catch up with this heat even if no matter how much the Korean online game enthusiast stands on hand with a considerable thing.

And, one way or the other, a Korean “is good at imitation” 🙂

For example, there is a work called “BnB” which clipped “BomberMan” clearly.
Japanese company Hudson who had a copyright of Bomberman, loses the case tragically although against Nexon of the origin of administration as a copyright infringement.

In comparison with the Japanese Bomberman-online which had finished being anticlimactic after all, the BnB continued giving much higher profit, besides, in Korea.
It was clear at a glance which there was the know-how of the online game in. Both companies came to agree by licensing agreement at last.

As for what is terrible, Bomberman uses just a “bomb” , for BnB “a water balloon” using in game.
This can shut in an enemy team-member, and the friend helps it. This feature added game characteristics for online and became a more “interesting” game.
The many items are sold in cash. It will be the place where the Korea online business is skillful in this.

I follow on the next time than I thought because I became long…

「サヤ取り(裁定取引)」について

「貯蓄から投資へ」というスローガンが誰にでもあてはまるとは思わないし、むしろほとんどの人は投資に一生手を出さないだろう。
ただ個人的には、日本の金融機関がこれから100年安泰だとも思えないし、少なくとも年金制度は遅かれ早かれ実質崩壊する可能性が高いと危惧している。
それに、自分で汗水流して稼いだお金なのだから、政府や役人に依存するのではなく「自分のお金くらい自分で守る、ふやす」という意識をもつことが大事だと思う。

ということで僕は投資を行うのだが、自分がこれまでに身につけてきた知識などを、折を見て(備忘録代わりにも)記していきたいと思う。
何かのきっかけで見てくれた方のお役にたてれば幸いです。

今日のテーマは「サヤ取り(裁定取引)」。
機関投資家は広く行っている手法なのだが、一般にはまだまだなじみが薄い。数ある投資手法の中でも「比較的安全」といわれるこの手法を、簡単にご紹介したい。

まず、下の図をご覧いただきたい。
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赤の線が東証一部、青の線は大証一部に上場している、トヨタ自動車の3か月の株価の動きである。
当然、二つの線は同じような動きをしている。

しかしある一点に注目すると、その連動がわずかに乱れるタイミングがある。
たとえば、11月下旬と思われるこの部分。
002

ここでは、赤と青の線がおおきく離れている。
この離れている状態のことを「サヤが開いている」という。サヤ取りとは、このサヤが開いた状態を見極めて投資を行うことを指す。

分かりやすいように、このとき赤が10,000円、青が5,000円だったとする(もちろん、同じ銘柄でそんなに株価が離れることはありえない)。
このときを「サヤが開いていてチャンスだ」と判断したら、
「赤を売り」「青を買い」
注文する。

そしてこの後、二つの線は再び近づいて(収斂して)いる。この時を「サヤが閉じた」と判断したら、
「赤を買い戻し」「青を売る」
で決済する。

このときの株価を見てみると、二つとも下降しているものの、
赤:7,500円 青:4,500円
くらいになっているとする(あくまで大体)。

二つの取引結果を見ると、
赤:10,000円売り → 7,500円買い = +2,500円
青:5,000円買い → 4,500円売り = -500円

である。確かに青の取引は損を出しているが、合計すると2,000円のプラスとなる。これが「サヤ取り」と呼ばれる手法の基本である。

基本的に
・連動性、収斂性のある銘柄の反対取引を行う
・決済はかならず同時に行う

ということを守り、その他細かい複合技(買い増しなど)を行っていくのだ。

前述のとおり「比較的安全」として、株式のみならず、先物やFXなどの為替でも用いられる手法であるが、「安全」といわれるゆえんとして「株価の上下に左右されない」という特徴がある。

上記の例で赤が大幅に暴落したとしても、青も(連動性があることが前提であるため)当然下がることが予想される。
たとえば赤が10,000円から3,000円になったとしても、青が5,000円から2,000円になっていれば、差額が1,000円分あるため、損はしていない。
差(サヤ)さえあれば、損は出さないというわけだ。

通常の株式の取引は、ある特定の銘柄を買って「上がった下がった」で判断するが、これはリスクをヘッジしている取引というわけだ。

ただ、もちろん損をすることもあるし、あくまで「比較的安全」といわれるだけで、ぜんぜん安全ではない。
収斂すると思っていた株価が思うようにいかなかったり、最悪逆の方向に動けば、損失は倍になるため非常に危険だ。

Googleで「サヤ取り」「サヤ取りとは」などで検索すると、かなり怪しいものも上位に来たりする(今日現在)。
「ラクに稼げる!」とか、「副収入で年収1,000万円!!」などの広告をGoogleAdsenseでよく見るが、実態はこの「サヤ取り」の方法を説明しているだけのものもあるようだ。

サヤ取りを行うためには、関連性のある銘柄を見つけることが必要(特にプロは、例に出したような「同銘柄異市場」はやらないともいう)だし、収斂するタイミングを見極めるため、最低一日に一度は市場を見なくてはならない。そしてそのタイミングはたいてい中々訪れないので「待つ」ことが非常に大事で、根気がいる。
それが苦にならない人はやればいいと思うし、それでも基本的に「預金するよりはまし」程度の収益でよし、くらいの気持ちでやるべきだと思う。
やはり収益を上げようと思ったら、投資といえど、それなりの努力や経験が必要なのである。

とりあえず「こんなものもあるんだなぁ」くらいに頭の片隅に置いていただき、決して悪徳業者に騙されないようにしてください。

※この記事を見て行った取引のいかなる事態に関しても責任は負いかねます。投資は自己責任でお願いします。