WBCの敗戦を、アメリカメディアはどう伝えているか

WBC盛り上がってますねぇ。

確かにサッカーに比べたら参加国も少ないものの、研ぎ澄まされた一流選手たちの「ガチンコ」試合を見るのは、やはり楽しいものです。

そして今日は遂に、Baseballの母国アメリカにも勝ってしまいました。
日本のマスコミが浮き足立つのは当然として、果たしてアメリカのマスコミは、今回のことをどのように報道しているのでしょうか。

とりあえず、アメリカ三大ネットワークのスポーツニュースを見てみました。
 ※2009年3月23日 PM6~7:00(日本時間)近辺の情報を元にしています。

すると、ABCは何とWBC関連のニュースがナシ!(あったのは、一次リーグでオランダがドミニカを破ったというニュースのみ…)

「盛り上がっているのは日本人と韓国人だけ」と揶揄されているWBCですが、本当にそうだったのか。。

不安を抱えながら、CBSのニュースを見てみると、少し記事がありました。

要約すると、
努力しない選手と、決断力のない指揮官が率いるアメリカチームが、すべての点ではるかに優れていた日本に負けた。アメリカは、もうこの大会で勝つことはないだろう。次の機会には、マイナーリーグの選手を出すべきだ。少なくとも、彼らの方が少しは努力するだろうから
という、何とも悲観的なものでした。結構言い訳三昧なのかと思いきや、完敗を認めています。

そして、最も詳細な記事を載せていたのがCNN

試合の局面ごとに、戦術的なかなり細かい指摘(左バッターが多かった日本チームに対し、アメリカの先発オズワルドが打ち込まれたにもかかわらず、ブルペンでは誰も投球練習をしていなかった等など…)もあるのですが、とりあえず全体的な論調として、

・アメリカチームが試合を支配した時間帯は一度もなかった
・選手だけではなく、監督・コーチもひどかった。やる気が感じられなかった。
・このチームに、本当に1億6,000万ドルの価値があるのか。日本チームの年俸より下げなくてはいけないのではないか。
・アメリカは車に続き、野球までアジアにもっていかれた。

という感じで、かなり辛らつな内容になっていました。

準決勝の前日に、来期からの契約条項にチャリティ活動を入れていいかどうか、で選手側とオーナー側でなにやらもめていたんだそうで、そういった不調和も敗因の一つとして挙げられています。

まぁとりあえず向こうも認めていることだし、今日の勝利は単純に喜んで良いんじゃないでしょうか。そして、明日の韓国戦にも勝って、是非V2を果たしてもらいたいものですね。

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