twitterやfacebook、いわゆる「ソーシャルメディア」の発達で、誰もが簡単に情報を発信できる時代となった。
とっておきのネタや、手に入れた特ダネを披露して、他人に承認されるのはとても気分がいい。
たとえそれに信ぴょう性がなかったり、仮にまったくのウソだったとしても、自分の承認欲求には代えられない。
そこで今日は、デマをうまく信じてもらうための方法をまとめてみた。
当然のごとく語る
最も簡単なのが、このまるで常識のように語る手口。
さも当たり前のごとく断言すれば、情報ソースを提供する必要もない。
受け取った側に「こんなことも知らないなんて恥ずかしい」と思わせたらもう勝ちである。
「○○が△△教の信者っていうのは、有名な話だからな」
「まぁXXが体に悪いのは、誰でも知ってると思うけど」
有名人の名前を出す
情報に信ぴょう性を持たせるために、有名人の名前を出すというのは最もポピュラーな方法だ。
この場合「その人がいかにも言いそうなこと」であると効果はさらに高まる。
「この間ドコモの部長が講演で言ってたけど、iPhoneは今年中に出るらしい」
最近では、twitterでRTさせるという手もある。名のある有名人がRTしたとなれば、その情報に箔が付くことはうけあいだ。
「福島小学生が原発放射線で死亡」 坂本龍一ツイッターでデマ「拡散」
別の情報を否定する
まず否定から入り、信ぴょう性を持たせるパターン。
否定される情報もデマで構わないため、かなり簡単に効果を最大化できる。
「○○が前科者だっていうのはデマ。実際はその友人の△△」
最初の情報をあえて大げさにし、信じやすくさせるという技術もある。
「○○病院が急患を30人診断拒否したってのはデマ。本当は5人」
混乱に乗じる
最近では、東日本大震災後によく見られた手法。
みなが正確な情報を求めている時に、それらしいことを発信すれば、信じてもらえる可能性が高くなる。
「イソジンを飲むと、放射能対策になる」
「総務省の幹部はもう全員九州に避難している」
いかがでしたか?
これらを駆使して、うまく承認欲求を満たしましょう。
ただ、ネットの世界は匿名だけど、本気で調べようと思えばできちゃうから、くれぐれも気をつけましょうね。