節約のためにこころがけること

僕は細かい(せこい)性格なので、1円単位で収支や財産の記録をしているのだが、たいがいの人はそうではないらしい。当たり前か。

しかしそんな僕も、社会人になりたてで「お金のつかい方」が未熟だったころ、別に何をしたわけでもないのに200万もの借金ができたことがある。
このままじゃまずい、と思ってはじめ、今でも実践している節約法が何かのお役に立てればいいと思うので書いてみる。

■給料の一定額をまず貯金

「金持ち父さん」なんかにもでてくる基本中の基本だけど、やっぱり一番大事。
できれば金額ではなく割合がいいのだが、強制的に貯金に回すという習慣が大事。

サラリーマンの人なら財形貯蓄に入るのもいいし、証券口座を持っている人は、毎月MMFで預貯金よりはるかにいい利子が得られるのでそこにいれちゃうのもよし。

■毎月の支出額を大体把握する

家計簿をつけるのが一番いいのだけど、やはりなかなか難しい。
でもとりあえず、自分が月にいくらくらいつかうのかを把握しておくことは絶対に必要。

■「1ヶ月○○円で過ごす」ではなく「○○円で何日過ごす」

誰しも月末に「あぁ、今月はもうこれしかない…」と考えるのは辛い。ただそれは無意識に「今月は○○円までつかえる」と考えているから。

逆に、例えば「10,000円で10日過ごしてやる」と考えることにする。
10日経ったときにまだ少し残っていると「ここまできたらあと2,3日がんばってみよう」と思ったり「節約に成功したお金でパーとおいしいものを食べよう!」という気になる。

そうして節約が楽しくなってくるとしめたもの。

■一度におろすお金、所持金を限りなく少なくする

お金を持ってさえいなければムダな出費を抑えられる。というか不可能になる。
飲み会に行って50,000円持っていたら「今日はタクシーでいいか」という気になってしまうところ、5,000円しか持っていなければ、帰るしか選択肢がない。

のどが渇いたとき120円持っていればジュースを買ってしまうかもしれないが、10円しか持っていなければそもそも買えない。そして、そういった出費はたいがい我慢できる程度のものだ。

とにかく所持金を少なく、可能ならば数百円、数十円単位まで我慢する。不安な人は、封筒なんかに入れて簡単につかえないようにした「緊急資金」を財布の奥の方に入れておく。

同じように、おろすお金が多いと絶対につかってしまうので、必要な分だけちょこちょこおろすようにする。

■クレジットカードはなるべくつかわない。ただし、固定費は全部クレジットで

誰しも分かっていることだが、現金とクレジットでは精神的な負担が全く違う。借金を(一括払いなら)無利子で繰り延べているのだから当然といえば当然なのだが、とにかく飲食や大きな買い物をするときはなるべく現金をつかうように心がけると、本当に必要なものしか買わなくなる。

ただ、光熱費など削りようのない固定費は口座引き落としではなくてクレジットに変更する。なぜならポイントがつくから。
ポイント還元率で有名なのはライフカードSBIカードなど。YahooカードもYahooポイントながら還元率が高いので、Yahooをよく使う人は選択肢としてはあり。

■クレジットは絶対に1回払い

それでもどうしてもカードを使う場合、絶対に1回にする。分割にすると楽なように感じるが、手数料は1.8%~10%くらい。
銀行に預けてもほとんど利子のつかない今、これだけの金利でお金を運用するのは大変。「分割払いはクレジット会社をもうけさせるだけ」と認識すること。

そして、くれぐれも「リボ払い」だけは絶対にしない。詳しくは書かないが「リボ払いは悪魔」くらいに思っていていいと思う。最近ではクレジットカード申し込み時のデフォルト支払いがこれになっていることもあるので要注意。

■自分の時給を常に意識する

月給から総労働時間を割り出して、自分の時給を計算し、何をするにも「時は金なり」を意識すること。

例えば、セールのために何時間も行列する人がいるが、それが本当に自分の時給に換算して得になるかどうかを考える。
3時間並んで5,000円安くなるのだとして、それが時給と照らして得だと思えば並べばいいし、その分を何らかの勉強に費やす方が将来的に価値があると判断したらそちらを選ぶこと。

とりあえず、何も考えずに「普通より安いから」という理由で時間(=お金)をつかわないことだ。

まぁあまりギスギスと節約に狂うのも楽しい人生とはいえないと思うので、そこら辺はトレードオフだろう。
とにかく自分の身の丈をわきまえ、いつでも「キャップ(限界額)」を意識することが大事だと思う。

2009 PGAツアーの展望

PGAツアーとは(一般的に)アメリカのプロゴルフのツアーのことだ。
PGAのことに関して一般的にどれだけ知られているのか、またニーズがあるのか分からない(多分ないだろう)が、好きなので書いてみる。

年明けから早速始まったわけが、第2戦のソニーオープンでいきなり丸山茂樹が単独首位でスタートした。これはすごい。
2日目を終えた今日3位タイになったものの、まだトップとは1打差。これで丸ちゃんが6年ぶりにツアー優勝でもしたとなったら、年明け早々明るいニュースが飛び込んでくる。

タイガーしかり、まぁ今のゴルファーは誰でもそうだけど、幼いころから猛練習を重ねているから選手寿命が短くなっているという説がある。
丸山も例外ではなく、本人も09年は日本での活動を中心にすると言っていたり、残念ながらもう選手としての峠は越したのかなという感もあったが、ここにきて踏ん張りを見せてくれるのはすばらしいことだ。あえていばらの道を選び戦っている姿は、見ているほうも勇気づけられる。

あと日本人で言えば、やっぱり今田竜二だろうな。
去年初めての優勝、これ自体日本人で3人目なんだからとてつもない快挙なんだが、日本ではあまり大々的に報道されていない。今田自身の知名度も、アメリカのほうが高いのかもしれない。
ゴルフは競技人口が多い割には、特に海外で活躍する選手の報道が極端に少ない。宮里藍の成績を知っている人もあまりいないだろう。日本で実績を残して海外に出ると、まるで忘れ去られたようになる。
出るほうも興行するほうもスポンサードするほうも、国内のほうが圧倒的に金になるんだろう。

当然何より注目なのはタイガー・ウッズが帰ってくる時期とそのコンディションだ。
早ければ2月下旬にも出てくるのではと言われているみたいだが、とにかく万全の体制で戻ってきてほしい。今回で二度目の手術なわけだし、また傷めてしまったらそれこそ彼の全盛期が終焉を迎えるという、全ゴルフファンが恐怖する現実が訪れてしまう。

ほかでは、ミケルソンやガルシアはもちろん、A・キムやカミロ・ビジェガスなんかの若手にも注目したい。特にキムの最近の伸びはすごい。今年一番注目の選手だと思う。去年のミディエイトみたいな意外な伏兵が出てくるのも楽しみだな。

個人的にはアーニー・エルスやジム・フューリックが好きなので、まだまだ質の高いプレーを見せてほしいと願っている。

日本国内は、今年も石川遼一色になるのだろう。
彼はもう完全に人気だけの選手ではなくなった。注目されるドライバーの距離だけではなく、アプローチやパターどれをとっても日本ではトップレベルだと思う。
急ぎすぎてつぶれてしまうのも怖いのでまだ早いと思うが、将来的にはぜひ世界に出て戦ってほしい。

国内や女子のことを書き出すと長くなりそうなので、また別の機会にしたい。

自己責任論は弱者の足の引っぱりあい

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大学のころ、授業中に教授が児童福祉だかの寄付を行うために募金箱を回した。
「強制ではない」という言葉通り、札を入れる人や1円を入れる人、もちろん何も入れない人もいた。

ところが、90分の授業が終わっても箱は戻ってこなかった。まさか誰かが盗んだのでは…?

そうではなかった。一番後ろでケラケラ笑いながらしゃべっていた奴らの机の上に置きっぱなしになっていたのだ。
そいつらはそのときまで、まるで自分には関係ないという顔でそのまま放置していたのだろう。

授業が終わって教室を出るときにそのことに気づいた僕は、殺意にも似た激しい怒りと、ひどい絶望感に襲われた。
寄付なんて自由だ。しかし、ただ「募金箱を隣の人に渡す」という、善意ともいえないことすらしない人間がこんなにも身近に、少なくとも同じ教室で勉強をする中にいたことは大きなショックだった。

今の「派遣叩き」を見ていると、あの時と同じ感覚になるときがある。
大企業を優遇する政策を、もちろん一国の景況をよくするためとはいえ政府が執り行い、それによって人間の尊厳(と言っては大げさかもしれないけど)のような、もっと大事な何かが失われかけているのに、やれタバコを吸うな、努力が足りない、俺たちも薄給でがんばっているんだと、弱者が弱者を責め立てているのだ。

確かにワーキングプアに代表されるように、努力しているのに、身を粉にして働いているのに賃金が上がらない、苦しい生活を強いられている人は多い。

しかしその怒りの矛先がより弱い人たちに向かっていくのは、まさにお上に操られている証拠じゃないか。まるで農民の下に「エタ・ヒニン」を作ることで民衆の怒りを抑えた、江戸時代の政策みたいに。
我々の敵はそこではないはず。むしろ我々は仲間のはずなんだ。

いつの時代だって、政府が最も恐れるのは国民だ。国民が怒り狂ったら手のつけようがない。
だからこそ武器を奪い、金を奪い、物を奪って力をなくし、感情をコントロールすることに努めていた。僕らは政府やマスコミに踊らされているばっかりじゃダメなはずだ。

阪神大震災から今日でもう14年。あの時僕らは協力しあわなかったか。
瓦礫の下のわが子をかばい、素人が命を懸けて隣人の救出活動をおこない、尽きることなく燃えさかる炎に立ち向かい、何の対価もないのに毎週末にボランティアに繰り出したじゃないか。

そんな人は一部だった。でも、心を痛めたじゃないか。辛い気持ちを共有した仲間じゃないのか。

神戸の人たちに「そんなところに住んでいるのが悪い」と言うのか?そんなどうしようもなくギスギスした社会なのか。

天災と今の経済危機を一緒にするのはおかしい。
でも、今は本当に国家がどうなるかという瀬戸際にある。このままでは絶対にまずい。僕らは「敵」を見誤っちゃいけないんだ。

キレイゴトかもしれない。

でも少なくとも僕は、あの時ケラケラ笑っていたあんな奴らにだけはなりたくない。

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In the days of a university, Mr. professor turned a collecting box so that a performed the contribution that was child welfare during a class.
According to the not to “be compulsion”, there were the person who put a bills and the person who put \1, the person whom of course could nothing.

However, the box did not return even if a class was over. Indeed somebody stole it…?

It was not so. It was left behind on a desk, where some guys who talked while laughing each other.
Those fellows would just leave you unattended with a face to totally have nothing to do with oneself until the time.

I who noticed it when a class was over and left the classroom was attacked by the intense anger that resembled the urge to kill and a feeling of terrible despair.
Contribution is free. However, it was a big shock to have been in the inside that the person who did not do even that it cannot be said with the good will to “hand a collecting box to the next person” was only like this, and studied in the close same classroom.

There is time to be in that time and the same sense when I watch the present “part-time-workers beating”.
Though a policy to receive a big business warmly be said of course to make business conditions of one country better, and the government holds it, and anything which is more important which seems to be human dignity thereby (though I may be exaggerated when I say) is about to be lost, the weak tortures the weak.

There are surely many people forced to the painful life that a wage does not stop to make an effort so that it is represented by though I work with one’s blood and guts.

However, is it the evidence that is right handled in the government that leave for the people who are poorer at the object of attack of the anger? Like the policy of the Edo era when the edo-gorvement controlled the anger of the people by making “human class system”.
Our enemy cannot be there. Rather we should be friends.

It is the nation that the government is afraid most even in what time of times. If the nation gets furiously angry; of the hand cannot arrive.
Therefore they took a weapon and money and quality and got rid of power and tried for controlling feelings. We must wide open with eyes for the government and the mass communication.

It is another 14 years from Great Hanshin Earthquake by today. Did not we cooperate at that time?
Someone protected his child under the debris, and an amateurs performed the rescue operation of the neighbor at the risk of life and firemans confronted the flame which blazed without being simply it, and what value flocked for a volunteer in every what there was not on the weekend.

Such person was a part. But we feel anxious, didn’t we?

Do you say to people of Kobe that it “is bad to live in such a place”? Is it such a helplessly unsociable society?

It is strange to do a natural disaster and the present economic crisis together.
But the last moment how turns out really has a nation now. In this situation is absolutely bad. We must not take a wrong enemy.

I do not want to become “the laughing guys” at that time.

ヤフーがカスタマーサポートを外に出すらしい

こんなページを見つけた。
どうやらヤフーはカスタマーサポートを外に出すようだ。

とはいえ、専門の外注業者に任せるというのではなく、スタッフを1から採用するらしい。

ようやく重い腰を上げ、人員を増強して顧客対応を強化するのだろうと思っていたけど、このIRを見るとまた分からなくなる。

Yahoo! JAPANではこれまで、社内のCS(カスタマーサポート)本部にて、Yahoo! JAPANが提供するすべてのサービスを快適にご利用いただけるよう、お客様からの問い合わせ対応などのサポートを行ってきました。専門の子会社を設立することにより、継続的に高品質なサポートを提供し、更なるお客様の満足度向上を目指すとともに、地方における人材採用を推進してまいります。

これを読む限りだと、どうやら業務そのものを新しく作った子会社(=地方)に移管させるようだ。
もちろん、地方の雇用創生は企業として高く評価されるべきことだ。特に今、地方の不況ぶりは非常にまずい。

自治体もヤフーを誘致するために2億円以上の補助金を出したそうだし、ぜひWin-Winの関係になってもらいたいものだ。

ただ、六本木ヒルズ(ミッドタウン?)においておくと高くつくから、より労働力の安い地方に移管したのではないか、なんてうがった見方をしてしまうのは僕だけだろうか。

一般のお客様を相手にするweb企業にとって、カスタマーサポートはとても大事だ。ある意味、もっとも大事だと言っていいと思う。
今までのスタッフがどうなるのかは分からないが、ノウハウや業務の蓄積が非常に重要な、プロフェッショナルな仕事のはずだ。

今回のこの高知と大分のオフィスが、本当にカスタマーサポートを強化するためなのか(たとえば、ヤフーが今までやっていなかった「電話対応」を行うためとか)、それとも安易に人件費を抑えるための経費削減なのか。

日本を代表するポータルサイトとして、後者でないことを祈りたい。

それにしても、時給740円というのはどの程度のものなんだろうか…
(確かに高知や大分のものよりは上だけど)東京の最低賃金より低いものな…

韓国のオンラインコミュニティの歴史 その2

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前回の続き

■国策としてのインターネット

韓国のオンラインが(ある意味)ここまで先進的だったのは、いくつかの要因がある。

1:テレビインフラの未発達

1997年のアジア通貨危機により、韓国は国家の存亡も危ぶまれるほどであった。
そのあおりを食う形で、なんと韓国のテレビ番組は2006年まで昼間~夕方の放送が中止されていたのだ
必然的に、人々は余暇の時間を「テレビ以外=ネット」に費やすこととなった。

2:国を挙げての取り組み

窮地に陥った韓国は、当時の大統領金大中氏のトップダウンにより自分たちの「強み」を推し進める政策をとった。
「オンラインゲーム」および「アニメ産業」を国策とし、集中的に資本を投下。ブロードバンドのインフラにも力を注いだのである。
僕の知り合いの技術者はその優れた能力ゆえに、著名な俳優やスポーツ選手でも例外ではないという徴兵を免れた。

このような政策を口で言うのは簡単だが、実際に行うのは容易ではない。事実、日本はいまだにできていない。
そして事実、彼らはこの未曾有の危機から立ち直った。

■日本との違い ~競争意識を煽る~

多くの韓国人にとってwebが生活の中心となった結果、彼らは競って自分の外見をよく見せようとさまざまなアイテムを買いまくった。徐々に、webを男女の出会いの場として使うことへの抵抗感もなくなっていった。

そしてそこには、多分に国民性も関係していると思われる。
彼らはほかの人と同じ」であることをあまり好まない。自分のページを好きなようにカスタマイズしたいし、オリジナリティを見出したい。個性をアピールして他人との差別化を図りたがった。

そして、これが日本との大きな違いだ。
mixiにはこの「競争意識」が皆無である。皆が同じスキン、UIで自由度はまったくない。ランキングに値するものもなし。
そうすることによって、員が同じである「所属感」や「安心感」を生み出した。

ただ、mixiはおそらく意図的にこの戦略をとったはずだ。
このような日本人の特性を非常に巧妙に見抜き、意図してこのような世界観をつくりあげたのだと思う。

韓国のコミュニティも、MySpaceのようにフルでHTMLをカスタマイズするほどではない。ちょうどアメリカと日本の中間くらいだろうか。
そういう意味では彼らも自国民の性質を十分に理解し、戦略的に展開したのかもしれない。

■ネット依存症の問題

このように「web上に自己をさらけ出す」ことが当たり前となった彼らは、それに対する反応もダイレクトで受け止めなくてはいけなくなった。

韓国の多くのサイトでは、日本でいう住民基本台帳にあたる住民登録番号の入力を迫られる。そこに匿名性は存在しない。
陰湿なイジメの一種に、あらぬウワサを立てるというものがある。
あの子とあの子は付き合っている… あの子は実は… あの子の家族は… あの子は過去に…

学生時代、そんな経験をしたことがある人もいるのではないかと思うが、韓国ではこれがネット上で展開された。
ウワサの煙は、自分の知らないところであっという間に国中に広まった。クラスの中での噂話も気になるのに、国中となったらどんな思いだろうか(これは日本でも「学校裏サイト」などがある。だからそれは、非常に大きな問題だと認識している)。

ただでさえネットへの依存性が高まった人々にとって、時に痛烈な心の重荷となったことだろう。
韓国の多くの著名人がネットでの中傷を苦に自ら命を絶ってしまったのは有名だが、その影には名も知らぬ多くの人々もいた。
このような「負の面」も、彼らの実例から学ぶ必要があるのではないだろうか。

■アイテム課金という選択

日本では現在も主流である「継続課金」は息を潜め、完全に「アイテム課金」へと移行している。
基本利用料は無料。ただし、追加アイテムは有料。それらひとつひとつは非常に安価だが、つもっていくとでかい。

もともと「パレートの法則(≒8:2の法則)」にもあるように、2割の人が全体の8割のPVや売り上げを稼ぎ出す。これはおそらく、web上のほとんどのサイトであてはまることだろう。

利用者を増やし、全体からまんべんなく月々の料金を搾り取るビジネスモデルより、

「とるところから徹底的にとる」

という戦略を選択した。これは、ネットの発達により決済が簡単になったことを逆手に取った、非常に巧妙な作戦だ。

ボタン一つですぐにほしいアイテムが手に入り、それを即座に使うことができる。これはある意味、今までになかった形だ。
一度仕組みさえ作ってしまえば、実体物は何も移動せずにただ金だけが入ってくるのだ。
アイテム課金も、インターネットが生み出した流通革命のひとつだったのかもしれない。

これは、現在広告モデルから抜け出せずに喘いでいる日本のweb業界への示唆にも富んでいるのではないだろうか。

最近では、自身が作成した日記や文面、音楽、アバターなどのコンテンツをサイト上で販売することも当然のようにできる。

何かを生み出し、販売し、それを誰かが購入するという、iPhoneやFacebookなどでも目指そうとしているこの済循環が、非常にミニマムな、一般の人でも行えるような形ですでに実現できているのだ。これは非常に大きな成果だと思う。

全体を通して、韓国は日本の3歩斜め上をいっているような気がする。追随しないだろうが、それでも先は先。そんな感じ。
しかし彼らが随所に取り込んでいるビジネスシステムは、見習うべきところも非常に多いのではないかと思っている。

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The last continuance

■ The national policy

The factor that how old it is to have been advanced has Korean online to here.
1:Crisis of broadcasting system
In Korea, has anxious about by an Asian currency crisis of undeveloped 1997 of the TV infrastructure, too.
Because of it, as for the Korean TV program, broadcast in the daytime and evening was canceled until 2006. When it is it, the people will spend time in spare time on “besides the television, an internet” necessarily.

2:National Policy
Korea which fell into an action predicament fully supported by the country asked it a policy to promote “a strength” of oneself by top-down of then President Mr. Kim Dae-jung.
They assumed “an online game” and “animated cartoon industry” a national policy and drop capital intensively. And they concentrated power on the infrastructure of the broadband too.
The engineer of my friend avoided the draft not to be an exception by the well-known actor and athlete because of the superior ability.

It is easy to say such a policy, but it is not easy to really perform it. In fact, It does not yet have Japan.
And, in fact, they recovered themselves from this unprecedented crisis.

■Difference with Japan

They bought various items so that they want to showed one’s appearance and rolled it up as a result that web played a key role of the life for many Koreans. They became it without a feeling of resistance to using web slowly as a place of the encounters of the men and women.

And it seems that the national traits are related to there a lot.
They don’t liked as the same as other people, They want to customize it to like one’s page and want to appeal an originality there. The want to appealed to other people for their personality and wanted to plan differentiation with another person too.

And this is a big difference with Japan.
There is no this “sense of rivalry” in mixi. The degree of freedom does not have all in same skin, UI at all. There is no thing like ranking-system. All the members brought about the same “position feeling” and “security” by doing so it.

But perhaps mixi should have taken this strategy intentionally.
They see through such a Japanese characteristic very skillfully and they intend and think it to have made such a view of the world.

The Korean community does not customize HTML like MySpace fully, too. It might be just a middle U.S.A. and the Japanese.
They understood the nature of the own nation enough, too and may have unfolded strategically in this sense.

■ The problem of the dependency

It is natural that “reveal self on web” for them, they need to catch the reaction in web-world direclyt.
In the site of Korean most, it is need for the input of the resident registration number equal to “Basic Resident Register” saying in Japan. There is not the anonymity.

In a kind of damp and shady bullying, there is a thing to raise a wrong rumor.
she seems to go out with him… she is, in fact… a family of her… she has such a past…

In the days of a student, not a several people might have such an experience , but this was developed on a net in Korea.
As for the such a kind of the rumor spread out in no time all over the country when she was not going to know it.
Will you feel what kind of to be worried about the rumor in the class if you become it among countries?
For the people whom dependence to the net was sublimed into normally, it will be to have sometimes become the heavy load of a severe heart.
Is famous, but it does not know the name to the shadow that Korean many celebrities have cut off life in pain by the slander in the net by oneself either.

Will not such a “negative aspect” have to learn from their example?

■ Choice of the item charge

“The continuation charging” that is the mainstream falling down and completely shifts to “item charging”.
The basic charges are free. But the additional item is charged. One of them is very cheap, but is huge when piled up.

As for the “Pareto’s law”, a person of 20% earns PV and sales of total 80%. Perhaps this will be to apply to it in most sites in web.
Than business model that increase users, and to squeeze a rate of monthly basis,

“take it thoroughly from the person to take”

They chose such a strategy. This is the very skillful one that took that the settlement became simple by the development of the net underhand.
A favorite item is available in one-button immediately and can use it by the time. This is a certain meaning, unprecedented form.
The item charging may have been one of the distribution revolution that the Internet produced.

Will not it be rich for a suggestion to the panting Japanese web industry without can get away because this is over the advertisement model now either?

It is possible to sell a diary or such as the contents, music, the avatar that own made on a site for granted recently.
They made already this economy circulation that even iPhone or Facebook, and to purchase it who it is are going to aim at in the form that even the general person who is a minimum very can perform. I think that this is very big result.

Through the whole, I feel like going Korea over several steps of Japanese just like a interesting direction. Even if do not follow it; a point is still a point.
However, the place that you should follow thinks the business system which they take in everywhere to have possibilities to be a great deal of it.